■お米の豆知識を学んで一歩先ゆく
お米の豆知識をまとめてみました(^^♪ いろいろ分かると毎日のご飯タイムも楽しくなりますよ〜
●ご飯の味は?
私たちは食べ物のおいしさを舌だけでなく、五感を使って味わっています。
中でも、お米のねばりと堅さのバランスを左右するのが、アミロースというでんぷんです。以下
が多くの人が感じるおいしいご飯のおもな条件です。
【視覚】 色が白く、つやがあり、つぶの形が良い
【聴覚】 かむとき音がほとんどしない
【嗅覚】 風味がある
【味覚】 いくらかんでも味が変わらず、多少油っこい感じと、 なんとなく甘い感じがするが無味に近い
【触覚】 あたたかく、ご飯つぶがなめらかでやわらかく、ねばりと弾力がある
お米のおもな成分は、水分・でんぷん・たんぱく質・脂質・ミネラルで、これらが一定の数値でバランスよく配合されているお米がおいしいとされています。 さらに、でんぷんにはアミロースとアミロペクチンの2種類があり、ねばりとかたさのバランスは、この2種の比率によって決まります。
アミロペクチンが多いお米は、ねばりがあり、ほどよい歯ごたえがあります。一方、アミロースが多いお米はかたく、パサパサしています。しかし、アミロースが少ないとおいしいというわけでもなく、コシヒカリ、ササニシキなどの含有バランスが理想的といわれています。 また、同じ品種でも稲が育つ気温によって含有量が異なってくる場合があります。その対策としての品種開発もすでにおこなわれています。
●「ご飯が一粒ずつ立つ」と言いますがどういうことなの?
水と火力と蒸らし加減の3つの操作がうまくいった時、ごはんが一粒ずつ立つのです。炊飯器の中の水が加熱されると米粒と米粒との間を通って、底の蒸気が上がってきます。この現象で米が立ち、平均的に加熱され、急速に水分を吸収し、水がなくなった時(炊きあがり)には、米が立ったままでいます。
●失敗したごはんを美味しくする秘テクニックとは?
【ベタベタしたら・・・】 水が多すぎると、こうなりがちです。 そこで1度切れた炊飯器のスイッチをもう1度いれて再加熱します。
あとはたっぷり蒸らして、ふっくらとしあげます
【しんが残ったら・・・・】
米3カップにつき大さじ1〜1.5程度の酒を振りかけて、もう1度炊飯器のスイッチをいれます。しんの残り方がひどい場合は、水を少々加えると良いでしょう。
【ボソボソしたら・・・】
原因は蒸らしすぎの場合がおおいのですが、そんな時は器にご飯を盛り、少量のサラダ油かみりんをふりかけ、電子レンジに数秒かけます。
するとごはんのつやがよみがえります
|